染谷悠子

小山登美夫ギャラリー「ドローイング展」

夏の日 a summer day 2002 acrylic on paper 134.3 x 101.0 cm ©Masahiko Kuwahara

出展作家:
福井篤、桑原正彦、桑久保徹、シュシ・スライマン、染谷悠子、リチャードタトル

http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/adrawingshow/

 

福井 篤

桑原正彦

桑久保 徹

シュシ・スライマン

リチャード・タトル

作家プロフィール

染谷悠子

染谷悠子は1980年千葉県生まれ。2006年、東京藝術大学大学院版画専攻修了。2004年町田市立国際版画美術館の全国大学版画展で、収蔵賞/観客賞を受賞し、作品が収蔵されました。主な個展にRichard Heller Gallery(2014年、サンタモニカ、アメリカ)があり、小山登美夫ギャラリーでは、2007年、2010年、2013年と3度の個展を行っています。

染谷悠子はパネルにキャンバス、そして和紙を張り、そのやわらかな風合いを生かしながら、繊細な筆致と色彩で、花や鳥、樹木、動物がモチーフの架空の世界を描きます。
染谷は「言葉を綴るように、鉛筆を動かしていく」と語り、まず鉛筆の淡い輪郭線が画面を作り始めます。細密画のように綿密な描写にも関わらず、絵全体の印象が非常に軽やかなのは、存分にとられた余白とのバランスと、リトインクを使った独特の手法—水彩絵具だけが塗り重ねられるのではなく、版画用のインクも用いて瞬時に彩色していく—による色彩が、透明感に溢れているからでしょう。それらのモチーフは画面の十分な余白により浮遊感を与えられ、それらが紡ぐ物語、そしてその続きへと、鑑賞者を誘うかのように強い輝きを放っています。また版画の手法で色をつけられ、画面に重ねられた和紙が生み出す独特な色彩と質感も魅力です。
2004年町田市立国際版画美術館、全国大学版画展、収蔵賞/観客賞、2014年「VOCA展 2014 現代美術の展望 -新しい平面の作家たち-」佳作賞受賞。

1980年 千葉県生まれ
2004年 東京造形大学卒業
2006年 東京芸術大学大学院修了