増井淑乃 / アダム・シルヴァーマン

Art Basel Hong Kong 2017出展のお知らせ

小山登美夫ギャラリーは3月23日(木)より香港で開催するアートフェア、Art Basel Hong Kong 2017に参加いたします。

会場:Hong Kong Convention & Exhibition Centre
1 Harbour Road, Wan Chai, Hong Kong, China
HP:https://www.artbasel.com/hong-kong
会期:2017年3月23日[木] – 3月25日[土]
時間:3月23日[木] 13:00 – 20:00
3月24日[金] 13:00 – 21:00
3月25日[土] 11:00 – 18:00
ブース:1D26

出展作家:
菅木志雄蜷川実花大野智史工藤麻紀子増井淑乃アダム・シルヴァーマン

リンク:Artsy 小山登美夫ギャラリーページ

 
*平成28年度文化庁優れた現代美術の海外発信促進事業(後期)

 

菅木志雄  Kishio Suga
連界ーM Continuous Existence-M
1977/ 2015
wood, rope, stone
dimension variable
© Kishio Suga

蜷川実花 Mika Ninagawa
Light of
2015
C-print mounted on plexiglas, frame
68.6 x 103.0 cm
ed. 2/6
©Mika Ninagawa
大野智史 Satoshi Ohno
樹海でデート Dating in Ocean of Trees.
2017
oil and acrylic on canvas mounted on panel
122.0 x 171.0 cm
©Satoshi Ohno
工藤麻紀子 Makiko Kudo
彼女は川の底で魚にあこがれている She longs for fish at the bottom of the river
2017
oil on canvas
h. 194.0 x w. 259.0 cm
©Makiko Kudo
増井淑乃 Yoshino Masui
猫だけの場所 Place only for a cat
2016
watercolor on paper mounted on panel
50.0 x 61.0 cm
©Yoshino Masui
アダム・シルヴァーマ ン Adam Silverman
untitled
2016
clay and glaze
h.24.0 x φ24.0 cm
©Adam Silverman

作家プロフィール

増井淑乃

1976年静岡県焼津市生まれ。静岡県立清水南高校芸術科に進学後、学問としての芸術に関心を持ち、多摩美術大学美術学部芸術学科で東洋美術を研究。1999年卒業後、再度制作を開始。現在東京を拠点に活動を行っています。
増井の作品は繊細で細密な水彩画です。紙に水彩で下地を塗り、時間をおいてから何度も重ねて描かれる画面には、滲みによってできる偶然の効果と意図的で入念な描線によって独特のテクスチュアがつくりだされます。そこに描かれている、猫や馬、鳥などの動物たちは、幼い頃の色や匂いの記憶と共に彼女が身近な存 在として観察してきたものです。これらの動物たちは、増井の作品のなかでは背景と有機的に統一し、まるで神話のなかの動物のような象徴的な存在として描かれています。
また、生まれた土地との結びつきが断たれた経験により、しばしば浮遊感におそわれるという増井は、描く ことでもう一度土地と繋がろうとしているのではと語ります。「誰にでもわかるものを描きたい」という彼女 の美しく鮮やかな作品は、ダイレクトに観る者の心をとらえ、どこかで見、感じたことがあるような記憶の中の風景や感覚を思い起こさせるでしょう。

増井の作品は、芥川賞作家である磯崎憲一郎のデビュー作『肝心の子供』(第44回文藝賞受賞 / 2007年、河出書房新社主催)の装画となった他、世界中のキュレーター、批評家などよって推薦された 1975年以降生まれの作家を紹介した書籍「Younger Than Jesus: the Artist Directory」(Phaidon/The New Museum 出版、2009年)に、森美術館チーフ・キュレーター片岡真実氏により選出、掲載されています。小山登美夫ギャラリーでは2006年、2008年、2011年、2013年と4度の個展を行っており、2016年1月には、静岡の駿府博物館にて個展を開催しました。

1976年 静岡県焼津市生まれ
1999年 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業

アダム・シルヴァーマン

アダム・シルヴァーマンは1963年ニューヨーク生まれ。建築とアートを学んだ後、カリフォルニアに移住。ファッション・ブランド「X-LARGE」の創設メンバーとしても知られます。陶芸家としての活動を2002年より開始。ヒース・セラミックスのスタジオ・ディレクターを経て、現在はカリフォルニアにある自身のスタジオを拠点に制作しています。「BOOLEAN VALLEY」(建築家ナーダー・テラーニとのコラボレーション、ロサンゼルス現代美術館、2009年)、「Reverse Archaeology」(キンベル美術館、テキサス、2012年)、「Clay and Space」(ラグナ美術館、カリフォルニア、2013年)などをはじめとして、アメリカを中心に精力的に個展を開催。作品はロサンゼルスカウンティ美術館、テキサス州ダラスのナッシャー彫刻美術館や、イスラエル美術館などにも収蔵されています。

1963 ニューヨーク生まれ
1987 ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術学部修了
1988 ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン建築学部修了
現在、ロサンゼルスを拠点に制作活動