伊藤彩

個展「How’s this? —こんなんどうですか?—」

Installation view from “Rokko Meets Art 2017” Rokkosan Country House, Hyogo 2017 ©Aya Ito photo by Komaki Shigi

伊藤彩 / 個展「How’s this? —こんなんどうですか?—」

2017年12月22日[金]- 2018年1月18日[木]
休館日:12月25日[月]、年末年始 (12月28日[木]- 1月4日[木])、1月15日[月]

会場:ヒルサイドフォーラム 1階
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町18−8 ヒルサイドテラスF棟1階
http://hillsideterrace.com/access/

主催:小山登美夫ギャラリー、小山藝術計画
協力:ヒルサイドテラス、ギャラリーオンザヒル、六甲ミーツ・アート 芸術散歩、六甲山観光株式会社

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本展、伊藤彩「How’s this? —こんなんどうですか?—」では、2017年9月〜11月に開催された「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2017」に出品された作品を展示いたします。

伊藤彩の作品は、まずジオラマを作って写真に撮り、その写真の世界を写実的に描くという独自のプロセスで制作されます。鮮やかな色彩の海に広がる、ユーモラスで脱力感溢れるモチーフによって鑑賞者は中毒的な魅力に引き込まれるでしょう。アイルランドに拠点を移すことで、「何をテーマに作るか」より「作品とどのように向き合うか」に重きを置き始めた伊藤は、時間をかけた画面との対話を試みます。六甲ミーツ・アートでは、ペインティングと、発泡スチロールに和紙を貼ってつくった巨大な野菜や手などの立体作品で構成されたインスタレーションが好評を博しました。まるで、伊藤の絵画の中に入ったかのようです。伊藤の世界観が反映された空間は、私たちに新鮮な出会いをもたらすでしょう。この機会にぜひご高覧ください。

作家プロフィール

伊藤彩

伊藤彩は1987年和歌山生まれ。2011年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了。現在はアイルランドを拠点に制作しています。「Art Camp in Kunst-Bau 2007」(サントリーミュージアム[天保山]、大阪)でサントリー賞、「アートアワードトーキョー丸の内 2011」でシュウウエムラ賞及び長谷川祐子賞を受賞。これまでに「VOCA 2010 新しい平面の作家たち」(上野の森美術館)、「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」(サントリーミュージアム[天保山]、2010年)、「和歌山と関西の美術家たち リアルのリアルのリアルの」(和歌山県立近代美術館、2015年)等に出展。2017年7月にはダブリンで「AYA ITO & ATSUSHI KAGA IT HAPPENS TO BE」(Pallas Projects/Studios、アイルランド)を開催するなど、精力的に活動しています。小山登美夫ギャラリーでは、5度の個展を行っています。

伊藤は「フォトドローイング」と呼ぶ独得な制作プロセスを用います。まず自身で制作したキャンバスのペインティングや紙のドローイング、陶器の立体物、布、家具などをセットして、ジオラマを作り、この大きさは、時に5mを超えることもあります。そして、ジオラマの中に伊藤が入り込み、写真に撮ることで、自身も思いもよらなかった構図やアングルの視覚的効果を念入りに検討し、実際の絵画制作に入るのです。この緻密なプロセスが、濃密なリアリティとなり、色彩の海や脱力感溢れるモチーフの表情等の要素が合わさって、見る者を中毒的な魅力に引き込みます。

1987年 和歌山生まれ
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 交換留学