長井朋子

個展「Thousands of Finches」

Thousands of Finches 2017 oil on canvas, glitter 194.0 x 259.0 cm © Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

長井朋子 / 個展 「Thousands of Finches」
2017年11月17日[金] – 12月10日[日]
A/D Gallery、六本木ヒルズ
オープニングパーティ 11月17日(金)18:00~20:00(アーティストトーク 19:00~)/入場無料
A/D Gallery:http://www.roppongihills.com/events/2017/11/003393.html

東京では2年ぶりの個展。タイトル「Thousands of Finches(たくさんの小鳥たち)」の通り、様々なモチーフを組み合わせた作品や、色とりどりの景色など、新作を多数展示する予定。既成の額縁にアレンジを加え独特な世界観を創り出します。同時期に作品集「Thousands of Finches」を刊行。

作品集「Thousands of Finches」
企画発行:長井朋子、Floating -Mountain
寄稿:中村史子(愛知県美術館学芸員)、工藤麻紀子
掲載作品展数:約59点
サイズ:200×297mm
ページ数:94ページ、オールカラー
販売価格:¥3,132(税込)

作家プロフィール

長井朋子

長井朋子の作品には、森や部屋の背景に、猫や馬などのたくさんの動物たちや、幼い少女、色とりどりの木やキノコなどが、まるで劇場のように配置されています。様々なモチーフが散りばめられた作品はどれも、世界が凝縮したような充足感と独特の空間性をもっています。長井は下描きをせず、描く対象に応じて、油彩、アクリル絵具、水彩、色鉛筆、パステルなどのふさわしい画材を選び、加えて立体作品や、インスタレーションも手がけます。それによるマチエールや素材の違い、描き込みの程度の違いはリズムとなり、ひとつの音楽を生んでいるように思えます。長井の作品には、明確な物語があるわけではありませんが、この音楽を感じる事によって、わたしたちはいつの間にか彼女の作品世界の中に入り込んでいるのです。

長井朋子は1982年愛知県生まれ。2006年に愛知県立芸術大学を卒業し、現在愛知県豊橋市を拠点に制作活動を行っています。小山登美夫ギャラリーではこれまでに4回の個展を行い、東京オペラシティーアートギャラリーコリドールなどでも個展を開催しました。「VOCA展 2010」(2010年、上野の森美術館、東京)に出展したほか、海外では、ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展の「Future Pass – From Asia to the World」(2011年、Palazzo Mangilli-Valmarana、ヴェネツィア)や、ソウル、グルノーブル、ベルリンでのグループ展に参加しています。また長井は、東日本大震災の被災地である宮城県七ヶ浜の遠山保育所(設計:髙橋一平建築事務所)にて、サインやプールに絵を描くプロジェクトに携わり、この遠山保育所はシンガポール赤十字社による全額サポートのもと 2013 年 に竣工しました。作品は高橋コレクション(日本)、オルブリヒト・コレクション(ドイツ)、ザブラドウィッチ・コレクション(イギリス)、ジャピゴッツィコレクション(スイス/アメリカ)などに収蔵されています。