長井朋子

個展「100年と10月の桜」

10月の空気と草木と Air of October, Plants and Trees 2018年 ©Tomoko Nagai

長井朋子個展「100年と10月の桜」を千代田区景観まちづくり重要物件「海老原商店」で開催いたします。
看板建築「海老原商店」を、文化・芸術による活動を通して広く、多くの方に直に体感いただき、建物 PRと維持、保存のお役に立ちたいという長井朋子が企画する、「桜」をテーマとした個展です。

【関連URL】
長井朋子公式HP:http://tomokonagai.com
FACEBOOKページ「ナガイーランド」 https://ja-jp.facebook.com/nagatomoworld/

作家プロフィール

長井朋子

長井朋子の作品には、森や部屋の背景に、たくさんの動物たちや、女の子、色とりどりの木やキノコなどが、まるで劇場のように配置されています。様々なモチーフが散りばめられた作品はどれも、空想の物語の世界が凝縮したような躍動感とイメージの層が複雑に重なり合う独特の空間性をもっています。絵画に加えて、立体制作や、インスタレーションも行う長井の作品は、多彩なマチエールや筆致、素材が不思議なリズムとなり、まるでひとつの音楽を奏でているかのようです。この旋律を感じる事で、わたしたちはいつの間にか彼女の作品世界の中に入り込んでいるのです。

長井朋子は1982年愛知県生まれ。2006年に愛知県立芸術大学を卒業し、現在は東京にて制作活動を行っています。2008年、東京オペラシティーアートギャラリーProject Nでの個展をはじめ、その後も京都、鹿児島、香港、シンガポールなどで個展を開催してきました。2017年には六本木ヒルズ A/D GALLERYで個展を行い、好評を博しました。2010年の「VOCA展2010 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京)に出展したほか、海外では、ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展の「Future Pass – From Asia to the World」(Palazzo Mangilli-Valmarana、ヴェネツィア、2011年)や、ソウル、グルノーブル、ベルリンでのグループ展に参加しています。また、東日本大震災の被災地である宮城県七ヶ浜にある遠山保育所(設計:髙橋一平建築事務所。2013年に竣工)の再建に際し、園児のための屋外プールに絵を描くプロジェクトに携わり、NHK Eテレの番組「時々迷々」オープニングに作品を提供するなど、美術館やギャラリーでの作品展示に限らず幅広く活動しています。作品は高橋コレクション(日本)、オルブリヒト・コレクション(ドイツ)、ザブラドウィッチ・コレクション(イギリス)、ジャピゴッツィコレクション(スイス/アメリカ)など国内外に収蔵されています。