個展「真夏の毛むくじゃらハウス」

長井朋子の作品には、森や部屋の背景に、猫や馬などのたくさんの動物たちや、幼い少女、色とりどりの木やキノコなどが、まるで劇場のように配置されています。様々なモチーフが散りばめられた作品はどれも、世界が凝縮したような充足感と独特の空間性をもって…

個展「Yes No Thank You」

ディエゴ・シンの作品は、衝突や、何か確立したものの中心がずらされていくような感覚を与えます。2006年から取り組んでいるデニムのシリーズでは、以前に展示されたペインティングがまるでデニムの騙し絵のように姿を変え、青、黒、白の絵の具で継ぎ目、…

個展「穴」

【展覧会について】 伊藤 彩の絵画には、おばけやチープなおもちゃのようなモチーフが登場します。その描かれるものの荒唐無稽さによるだけでなく、次第に見る者にはある種の混乱が生じてきます。個々のモチーフは、ある奥行きの中にまさにコラージュされて…

個展

ー 焼く土、陶芸。ー 五味謙二は1978年生まれ。早稲田大学を卒業後、沖縄県那覇市で17世紀から制作されている壺屋焼を学びました。 作品制作の軸となっているのは、陶芸の焼成の工程です。作品の有機的な形は、焼成という観点から、最も理に適った形…

個展「ニシキ」

藤田匠平の本展覧会のタイトルは「ニシキ」。錦のように緻密で豊かな色合いをもつ彼の陶器は、主に2つの技法から成り立っています。1つは、すりガラスのような手触りと、まるで水に落とした絵の具が広がって溶けていくような、やわらかな色合いのまだら模様…

個展「World Blend」

— 陶器のなかの物語— 山野千里の手がける陶器には、記憶やイメージの断片からどんどんと広がっていく想像力と、言葉遊びのように展開する物語が詰まっています。ラクダのコブがこたつになって、その上で人々がオセロをはじめたら・・・、ユーモラスな物語…

個展「地下の湿度と紙の手ざわり」

【展覧会について】 風能奈々のペインティングでは、作品の大小を問わず、優美な動植物、人物、文字が象徴的に表現され、画面全体を覆います。アクリル絵の具や染料、マスキングなどの様々な技法を用いて、幾重にも重ねられたレイヤーは、「浮いているのでも…

個展「Fascinated Times」

佐藤翠は1984年愛知県生まれ。現在は名古屋市を拠点に制作しています。 色とりどりの服が詰まったクローゼット、高いヒールの靴が勢揃いした棚、鮮やかに彩られた花々など、女性であれば一度は憧れる光景を佐藤翠は私たちに見せてくれます。一方作品の細…

個展「あの魚が光って見えるのは はがれかけた鱗がゆれるから」

【作品紹介】 風能奈々のペインティングは装飾的なパターン、動植物、人物、風景、文字などのモチーフが繊細で密度の濃い線によって満たされています。 アクリル絵具、染色のペンで描かれる優美なドローイング、染料やジェッソの重ね塗り、マスキングによっ…

個展「Space」

本展は今年Rizzoli社から出版される作品集を記念し、CURATOR’S CUBEでの個展「Earth」との同時開催となります。フラワー・ベースの新作を発表する本展では、グラフィッ クデザイナーの八木保氏がロールポスターのディ…

個展「ケルビーノ」

【展覧会について】 廣瀬智央は1963年東京都生まれ。1989年多摩美術大学卒業後、1997年ミラノ・ブレラ美術アカデミーを修了し、現在もミラノと東京を拠点に活動。異文化の体験を推敲し日常的な素材を用いて視覚化した、透明感と浮遊感を伴う作品…

個展「跡の後」

<作品紹介> 柏原由佳の描く風景画では、実在する景色と内的な想像の空間が豊かに織り上げられています。日本で日本画科を卒業した後ドイツに渡った柏原が、今も拠点をおくライプツィヒは、旧東ドイツの面影を残し、その街は作家に、故郷と今暮らす土地との…