風能奈々 / 佐藤翠

グループ展「小山登美夫ギャラリーコレクション展」

左: エドゥアルド・チリーダ「Barcelona I」1971 lithograph 71.5 x 50 cm ©Eduardo Chillida 中:ハンス・ヨゼフソン「Untitled (Angela)」2000 brass 63 x 37 x 38 cm ©Hans Josephsohn 右:佐藤翠「Flower closet」2014 acrylic on cotton 194.5 x 259 cm ©Midori Sato 

小山登美夫ギャラリーコレクション展

2015年12月16日[水]~ 2016年1月11日[月]
8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
*12月31日(木)は18:00までの短縮営業、1月1日(金)は休廊となります。
展覧会情報:http://www.hikarie8.com/artgallery/2015/12/collection.shtml

8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、ギャラリーのコレクションやギャラリーアーティストの作品から、フランツ・アッカーマン、川島秀明、ジェイム・キャッスル、クゥワイ・サムナン、桑原正彦、佐藤翠、サラ・ジー、JR、ヴィクトリア・ジットマン、ローリー・シモンズ、シュシ・スライマンリチャード・タトル、エドゥアルド・チリーダ、奈良美智、リチャード・ハミルトン、ピーター・ハリー、日高理恵子、風能奈々、デイヴィッド・ホックニー、村上隆、ハンス・ヨゼフソン、ディヴィッド・リンチ、ワン・ヤホイなどの作品を展示いたします。
詳細はホームページ(http://www.hikarie8.com/artgallery/2015/12/collection.shtml)をご覧ください。

作家プロフィール

風能奈々

風能奈々は1983年静岡県生まれ。2006年大阪芸術大学芸術学部美術学科油画コースを卒業後、2008年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 修了。現在京都で制作を行っています。小山登美夫ギャラリーでは2009年、2012年、2014年(同年にシンガポールと渋谷ヒカリエの2回)と4回の個展を行っており、主なグループ展として「VOCA展 2009」(2009年、上野の森美術館)、「絵画の在りか」(2014年、東京オペラシティ アートギャラリー)があります。作品はジャピゴッツィコレクション(スイス/アメリカ)、高橋コレクション、高松市美術館、モンブラン GBU ジャパンに収蔵されています。

1983年 静岡生まれ
2006年 大阪芸術大学芸術学部美術学科油画コース卒業
2008年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

佐藤翠

色とりどりの服が掛かったクローゼット、高いヒールの靴が並ぶシューズラック、鮮やかな花々。佐藤翠の絵画は、女の子の憧れが詰まった宝石箱のようです。画面を眺めていると、大胆で素早いタッチがモチーフの輪郭を溶かし、具象性と抽象性が共存しつつ鮮やかな色彩と卓抜な構成が強い魅力を放っていることに気づきます。美術史家・美術評論家の高階秀爾氏も指摘する通り、佐藤の作品は、絵画の魅力、喜びに溢れ、「ほのかな、かすかな官能性の香りがいわば隠し味のように重なって、比類ない豊麗な世界」(高階秀爾『ニッポン・アートの躍動』(講談社)を生み出しています。

佐藤翠は1984年、愛知県生まれ。2008年に名古屋芸術大学絵画科洋画コースを卒業。在学中にはディジョン国立美術大学(フランス)へ交換留学。2010年に東京造形大学大学院造形学部で修士課程を修了しました。現在、平成29年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修中(-2018)。
作品は、芥川賞受賞作家・中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』(2013年、幻冬舎)の装画や、松永大司の映画『トイレのピエタ』(2015年)の劇中に使われたり、『花椿』(資生堂)では原田マハの短編小説と挿画でコラボレーションをするなど、その活躍の場を広げています。「VOCA展 2013 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(2013年、上野の森美術館、東京)では大原美術館賞を受賞、作品は同美術館に収蔵されました。2015年には資生堂ギャラリーでのグループ展「絵画を抱きしめて Embracing for Painting -阿部 未奈子・佐藤 翠・流 麻二果展-」に出展。2016年は、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展「Secret Garden」を開催した他、「あいちトリエンナーレ2016 虹のキャラヴァンサライ」にも参加いたしました。